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カタログ詳細｜SBIアートオークション

8 March 2025 Bloom Now

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LOT 046

ジャック・ピアソン

Hope

Detail

1996
[H] プラスチック [O] プラスチック [P] 鉄 [E] 木
Size of installation (overall dimensions variable): 80.2 × 264.3 × 20.6 cm (31⅝ × 104 × 8⅛ in.) H: 23.5 × 41.0 × 2.3 cm (9¼ × 16⅛ × ⅞ in.) O: 80.2 × 80.2 × 2.5 cm (31⅝ × 31⅝ × 1 in.) P: 56.2 × 39.7 × 20.6 cm (22⅛ × 15⅝ × 8⅛ in.) E: 31.0 × 30.7 × 5.3 cm (12¼ × 12⅛ × 2⅛ in.)

Estimate¥5,000,000 - 8,000,000

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来歴： Hiram Butler Gallery、ヒューストン、アメリカ

展覧会歴: 2017年4月17日-5月27日「HOPE: Joseph Havel & Jack Pierson」Hiram Butler Gallery、ヒューストン、アメリカ

コンディション：各作品良好です。それぞれ経年によるくすみ (H, O, E) やサビ (P) が見られますが、オリジナルコンディションと思われます。 [H] 所々にスレ汚れがあります。 [O] 側面数か所に歪みや凹み、割れがあります。左上のプラスチックの接合部分に隙間があります。

　ニューヨークとカリフォルニアを拠点にするジャック・ピアソンは、愛・孤独・若さ・憧れ・アイデンティティーといった日常に潜む多様な感情をテーマに、主に写真と彫刻作品で広く知られるアメリカ人アーティストである。今回の出品作も属する彼の代表的な「Word Sculptures」シリーズ（1991年~）は、廃業した店やスーパーマーケット、廃墟となった映画館や劇場、カジノなどから作家自身が収集した看板や標識などの文字で制作される。作品に用いられる言葉は、通勤中に耳にする現代口語、政治的スローガン、広告のキャッチコピーなどから抽出されるという。展示壁に浮かび上がる単語やフレーズは、それぞれ一文字ずつ固有の素材（木、プラスチック、ネオン、鉄など）、色、質感、形状、そして大きさの文字で構成されることにより、その言葉に対して新たな視点での解釈や印象をうながし、観者の感情に訴える言葉として表現される。国内オークションにおいて「Word Sculptures」シリーズの出品は初めてとなる。
　近年の個展に、「Jack Pierson」（2024年5月24日-8月3日、Lisson Gallery、ロンドン）、「Less and more」（2021年9月11日-10月23日、Regen Projects, ロサンゼルス）、「Walking Around」（2017年4月2日-5月13日、Galerie Thaddaeus Ropac、パリ）などがある。彼の作品は、メトロポリタン美術館（ニューヨーク）、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館（ニューヨーク）、ホイットニー美術館（ニューヨーク）、ロサンゼルス・カウンティ美術館（カリフォルニア）など、著名な美術館に所蔵されている。