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EVENT - 2021.11.17

【トークセッション】長谷川祐子×山本浩貴 ~アートの未来を語る~

NFT in the History of Contemporary Art: a Curated Sale by Hiroki Yamamoto(2021年10月30日開催)に際し行われた、金沢21世紀美術館館長・長谷川祐子氏と文化研究者・山本浩貴氏の対談の様子を、YouTubeへ公開いたしました。ぜひご覧ください。

トークセッション「長谷川祐子×山本浩貴~アートの未来を語る~」 *日本語音声・英語字幕
>> YouTube


Contents
Part.1  コロナ禍を起点に振り返る、バーチャルの必要性とフィジカルな作品の関係性
00:00~  イントロダクション
00:50~  コロナ禍と「Alter-narratives」展について
02:56~  オンライン展示会:未来の展示会はどうあるべきか
09:30~  「オラファー・エリアソン:ときに川は橋となる」展について

Part.2  NFTの特徴がもたらすもの、一方で浮かび上がるもの:非物質性と民主制の否定について
13:00~  NFTとこれからのアートについて
13:20~  コンセプチュアルアートとNFTについて:イヴ・クライン、松澤宥
14:40~  NFTの真正性が制限するメディア表現のオープンソース性
22:30~  NFTが実現する歴史的なものの再現・普及という可能性
 
Part.3  アートの未来について
26:10~  意識を共有するクラスター、総合的なエコロジーをどうやって作っていくのか

Speakers

長谷川 祐子(はせがわ・ゆうこ)|Yuko Hasegawa
金沢21世紀美術館 館長/東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 教授/キュレーター/美術批評。京都大学法学部卒業。東京藝術大学美術研究科修士課程修了。水戸芸術館学芸員、ホイットニー美術館客員キュレーター、世田谷美術館学芸員、金沢21世紀美術館学芸課長及び芸術監督、東京都現代美術館学芸課長及び参事を経て、2021年4月から金沢21世紀美術館館長。文化庁長官表彰(2020年)、フランス芸術文化勲章(2015年)、ブラジル文化勲章(2017年)受賞。主な国際展に、イスタンブール・ビエンナーレ(2001年)、上海ビエンナーレ (2002 年)、サン・パウロ・ビエンナーレ (2010 年)、シャルジャ・ビエンナーレ(2013年)、モスクワ・ビエンナーレ(2017年)、タイランド・ビエンナーレ(2021年)など。

山本 浩貴(やまもと・ひろき)|Hiroki Yamamoto
文化研究者、アーティスト。1986年千葉県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、ロンドン芸術大学にて修士号・博士号取得。2013~2018年、ロンドン芸術大学トランスナショナルアート研究センター博士研究員。韓国・光州のアジアカルチャーセンター研究員、香港理工大学ポストドクトラルフェロー、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科助教を経て、2021年より金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科芸術学専攻講師。著書に『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社 、2019年)、『トランスナショナルなアジアにおけるメディアと文化 発散と収束』(ラトガース大学出版、2020年)、『レイシズムを考える』(共和国、2021年)など。

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